どこからともなく人が集まり、舞台が始まるのを待ち侘びる夕暮れ時。そこには、古より受け継ぐ伝統ある庄内神楽を、憧れのまなざしで見入る子どもたちの姿や、市内外から訪れる多くの神楽ファンでにぎわいます。庄内神楽は、安永7年(1778年)に社家衆団による神楽の奉納が行われたという記録が残っています。現在12の神楽座があり、庄内地区系と阿蘇野地区系の2流派が継承されています。どちらもテンポが早く、にぎやかな太鼓や笛の囃子は、勇壮かつ華麗、時にはユーモラスな舞が観客を魅了します。